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えほん制作日記 選考会のようす
皆さまのたくさんの“人を想う”気持ち「くらしえほんキャンペーン2023」の入賞3作品が決定しました。
皆さまからのたくさんのエピソードありがとうございました!

2024年1月に「くらしえほん」事務局スタッフによる
熱い議論を経て、まずは最終8作品を選出しました。

思わずクスっと笑顔になる出来事、家族との温かい思い出、幼い頃の大切な記憶…
本当にたくさんの“人を想う”エピソードが寄せられました。

最終選考ではクラシエ社員とたんぽぽメンバーの皆さま、
総勢500名以上の投票により、今年も3つの優秀賞作品が決定しました!

取材のようす
いっとうしょう
原作者 いちごドーナツ さん
原作者 いちごドーナツ さん
これは、今からおよそ18年前のお話。
息子さんが小学校6年生のときの運動会で、親子で二人三脚をすることになった時の出来事です。

取材にお伺いすると、受賞についてとても喜んでくださっていることが伝わり、和気あいあいとした雰囲気で取材がスタートし、心温まるスタッフ一同でした。

「私も息子も運動が苦手で、過去1度も1位を運動会でとったことがないんですよ」とおっしゃるいちごドーナツさんは、運動会のお知らせが届いてから運動会当日までの2週間、毎日15分二人三脚の練習を重ねたそうです!

「1位を取りたかったんではないんです。私も息子も目立ちたくないシャイな性格なので、転ばないようにしたいね、と2人で練習することにしたんです。」と話してくださるいちごドーナツさん。ご自身も仕事でお忙しい中、しっかり息子さんとの練習時間を確保して、一緒に1つの目標に向かって取り組むという姿勢がとても素敵だなぁ、温かいなぁと感じました。

10冊お贈りできることを伝えると、昔の恩師にぜひ絵本をプレゼントしたい!と完成を心待ちにしてくださる気持ちが伝わってきました。完成までどうぞお楽しみに!
イラストレーター 木下綾乃 さん
イラストレーター 木下綾乃 さん
私も一人息子を育てていますので、苦手な事にも力を合わせてコツコツとがんばる原作者さん親子の姿に感動しました。
最後に、思いがけず一等賞になるところが痛快で楽しい絵本です。
最初ののんびりした雰囲気と、賑やかな運動会の違いを楽しんでいただけたら…と思いながら心を込めて制作しました。
写真
おとうさんのおべんとう
原作者 たらちゃん さん
原作者 たらちゃん さん
これはたらちゃんさんが、当時高校1年生だった頃の出来事。

高校生生活がスタートして間もない5〜6月頃、お母さまが急にしばらく入院することになってしまったそう。家事全般を担っていたお母さまに代わり、お父さまがお姉さんとたらちゃんさんの毎日のお弁当作りに奮闘してくれたそうです。

お父さんのお弁当づくりが始まって2、3か月が経った頃、ついにたらちゃんさんの大好物のあるものがお弁当に登場したそうなのですが、そのエピソードがとってもお茶目で、事務局一同おもわず笑顔に。
仕事で忙しい中、朝早くから娘さんの大好物をお弁当箱にせっせと詰めているお父さんの姿を想像すると、とっても温かい気持ちになり、ちょっと涙ぐんだりしました。

食べることが大好きで、お弁当を毎日楽しみにしていたたらちゃんさんは、お昼の時間にお弁当箱を開けて初めて中身を知るのもひとつの楽しみにしていたそうです。「お弁当を開けたら、お昼もこれ(大好物)が食べれるんだー!幸せー!!って実際は大喜びでした」と、お父さまが聞いたらそれこそ大喜びだったろうなと思いました。でも、ちょっと恥ずかしくてその時はあまりストレートに気持ちを伝えられなかった、とたらちゃんさん。

2024年は今まで取り組めなかったことをやっていこう!と心に決めていて、それでくらしえほんキャンペーンに応募してくださったそうです。とても素敵なきっかけにくらしえほんを選んでくれてありがとうございました!
イラストレーター 武者小路晶子 さん
イラストレーター 武者小路晶子 さん
お話を読んで、お母さんのエプロンをつけてお弁当作りに奮闘しているお父さんがパッと浮かびました。
お父さんは元ラガーマンということですので、きっとお母さんのエプロンはとても小さく見えるだろうなあ……、などと想像しながら楽しく描きました。

お母さんが入院されて、ご家族皆さん心配で寂しいお気持ちだったと思いますが、そんななかでの”大好物の餃子ぎゅうぎゅう弁当”は、「わたし」の気持ちをふわっと明るくしてくれたと思います。
美味しそうな餃子の描き方を研究していると餃子が食べたくなり、制作期間中に餃子をいただいたことは言うまでもありません。

優しい気持ちと美味しかった思い出が蘇る一冊になれば嬉しいです。
写真
やさしさへのプレゼント
原作者 ぶんしろう さん
原作者 ぶんしろう さん
これはぶんしろうさんが小学校2年生、妹さんが幼稚園の年中さんの頃の思い出。
8月の暑い土曜日の午後。ピアノのレッスンの後に、なかなかお迎えに現れないお父さん。
なんとか帰ろうと2人で家のほうへ歩き始めたんだそうです。
だんだん不安になる妹さんのために、帰り道沿いにポツンとある自動販売機で炭酸のジュースを買ってあげたというぶんしろうさん。

「妹の前だから、なんとかしっかりしなきゃと気を張って頑張っていたんだと思います。今振り返ると、小学2年生がよくこんなこと出来たなぁー」と優しい口調で語ってくださるぶんしろうさん。

がま口の財布に唯一はいっていた100円で妹さんにジュースを買ってあげた優しいぶんしろうさん。そんなぶんしろうさんの優しさに素敵なプレゼントが訪れる、というとっても心がほっこりする出来事で、私たち事務局も、頑張ったお姉ちゃんへのご褒美だったのかもしれないな、と幸せな気持ちになりました。

ご家族も皆さんこの出来事は覚えていたそうで、このエピソードが絵本になることを喜んでくださっているとのこと。ご家族の大切な思い出を絵本にしてお届けできるのが今から楽しみです。
イラストレーター 宮下和 さん
イラストレーター 宮下和 さん
お姉さんが妹を元気づけるためにジュースを買ってあげる場面では、
その優しさと思いやりに心を打たれました。
誰かを想ってする行為のあたたかさ・尊さを色々な方に感じてほしいと思い、
どの世代の方が読んでも共感できる、親しみやすい絵づくりを心がけました。
姉妹の絆を感じる素敵な物語にイラストを添えさせていただき、とても光栄です。
幸せな時間をありがとうございました。
写真
えほん進呈のようす
2024年7月に完成した絵本を受賞者の方々へ贈呈式を行いました。
今年も、受賞者様の元へ直接お届けし、完成された絵本を贈呈しました。
いっとうしょう(いちごドーナツ さん)
いっとうしょう(いちごドーナツ さん)
制作日記もしっかり見てくださっていたといういちごドーナツさん。
気に入ってくださるかな、と緊張しながら絵本をお渡しすると、静かにじっと絵本をしばらく見つめていらっしゃいました。1度目はご自身で絵本をかみしめるように、2度目は「イラストがとてもかわいいです」「色使いが素敵ですね」とイラストについて嬉しいコメントをくださいました。3度目は「この背景にある棚、うちのにそっくりです」「運動会のお知らせのときは、たしかにこんな顔していたと思います(笑)」と当時の心境も思い出しながらいろいろなお話してくれました。4度目、5度目・・と本当に何度も何度も絵本を大事そうにご覧になっていて、そのたびに絵本への新たな気づきを教えてくださり、我々スタッフを幸せな気持ちにしてくれたいちごドーナツさんでした。
あいにくの雨の中の贈呈式でしたが、心から喜んでくださったいちごドーナツさんの姿が心にも目にも焼き付いていて、雨を吹き飛ばすような晴れやかな気持ちで帰路についた事務局一同でした。
おとうさんのおべんとう(たらちゃん さん)
制作日記の公開からこまめにチェックしてくださり、絵本の完成を心待ちにしてくださっていたというたらちゃんさん。「手が震えちゃいます」と照れくさそうに笑いながら、出来あがったばかりの絵本を1ページずつ丁寧にめくり、じっくりと読み進める姿がとても印象的でした。大切なエピソードがちゃんとかたちにできているか、毎回緊張でいっぱいの贈呈式…。お父さまのイラストが実物に似てるんですと言ってとても嬉しそうな笑顔に、事務局一同ほっと胸をなで下ろしました。
絵本を見せるために帰省する日をすでに決めているそうですが、今回の受賞はご家族にはちゃんとは伝えてはいないとのこと。「その日は絶対、餃子ですね!」と話しながら、これから起こるサプライズと、ご家族で絵本を見ながら当時を思い出している温かい光景を思い浮かべずにはいられませんでした。
高校生だった当時はきちんと「ありがとう」を言えなかったとおっしゃっていたたらちゃんさん。この絵本が当時の気持ちを伝えるきっかけになれたら嬉しいなと思いながら、あらためて大切なエピソードをお聞かせいただいたことに感謝して、とても胸が熱くなった贈呈式でした。
おとうさんのおべんとう(たらちゃん さん)
やさしさのプレゼント(ぶんしろう さん)
やさしさのプレゼント(ぶんしろう さん)
今回の贈呈式は、ぶんしろうさんのご自宅で。おかあさまと息子さんが一緒にお迎えしてくださいました。
「授賞式で初めてどんなイラストでどんな絵本になったかを見てみたいとおもって、制作過程をウェブサイトでは一切見ないようにしていたんです!」とお話してくださったぶんしろうさん。そんなに楽しみにしてくださっていて本当に嬉しかったです!
絵本を手にすると「実物は大きいんですねー!」「わぁ、この布張りが素敵です」「この100円の表現の仕方がかわいいですね」など、絵本を手に取って、1ページ1ページじっくりと見てくれていました。妹さんのイラストが、当時の妹さんに似ていることにも驚かれていました。素敵な偶然でした。妹さんたちにも絵本をお渡ししてくださるそうで、どんな反応をしてくれますかね〜と事務局一同リアクションを想像しながらのたのしい時間を過ごしました。
なんとぶんしろうさんはイラストを描くお仕事もされているそうで、いくつか作品を見せていただきました。「かわいい〜!」とスタッフ一同大盛り上がりな贈呈式となりました。
くらしえほん2022 制作日記
くらしえほん2021 制作日記
皆さまからのたくさんのエピソードありがとうございました!

2024年1月に「くらしえほん」事務局スタッフによる熱い議論を経て、まずは最終8作品を選出しました。

思わずクスっと笑顔になる出来事、家族との温かい思い出、幼い頃の大切な記憶…
本当にたくさんの“人を想う”エピソードが寄せられました。

最終選考ではクラシエ社員とたんぽぽメンバーの皆さま、総勢500名以上の投票により、今年も3つの優秀賞作品が決定しました!
いっとうしょう
原作者 いちごドーナツ さん
これは、今からおよそ18年前のお話。
息子さんが小学校6年生のときの運動会で、親子で二人三脚をすることになった時の出来事です。

取材にお伺いすると、受賞についてとても喜んでくださっていることが伝わり、和気あいあいとした雰囲気で取材がスタートし、心温まるスタッフ一同でした。

「私も息子も運動が苦手で、過去1度も1位を運動会でとったことがないんですよ」とおっしゃるいちごドーナツさんは、運動会のお知らせが届いてから運動会当日までの2週間、毎日15分二人三脚の練習を重ねたそうです!

「1位を取りたかったんではないんです。私も息子も目立ちたくないシャイな性格なので、転ばないようにしたいね、と2人で練習することにしたんです。」と話してくださるいちごドーナツさん。ご自身も仕事でお忙しい中、しっかり息子さんとの練習時間を確保して、一緒に1つの目標に向かって取り組むという姿勢がとても素敵だなぁ、温かいなぁと感じました。

10冊お贈りできることを伝えると、昔の恩師にぜひ絵本をプレゼントしたい!と完成を心待ちにしてくださる気持ちが伝わってきました。完成までどうぞお楽しみに!

イラストレーター 木下綾乃 さん
私も一人息子を育てていますので、苦手な事にも力を合わせてコツコツとがんばる原作者さん親子の姿に感動しました。
最後に、思いがけず一等賞になるところが痛快で楽しい絵本です。
最初ののんびりした雰囲気と、賑やかな運動会の違いを楽しんでいただけたら…と思いながら心を込めて制作しました。
おとうさんのおべんとう
原作者 たらちゃん さん
これはたらちゃんさんが、当時高校1年生だった頃の出来事。

高校生生活がスタートして間もない5〜6月頃、お母さまが急にしばらく入院することになってしまったそう。家事全般を担っていたお母さまに代わり、お父さまがお姉さんとたらちゃんさんの毎日のお弁当作りに奮闘してくれたそうです。

お父さんのお弁当づくりが始まって2、3か月が経った頃、ついにたらちゃんさんの大好物のあるものがお弁当に登場したそうなのですが、そのエピソードがとってもお茶目で、事務局一同おもわず笑顔に。
仕事で忙しい中、朝早くから娘さんの大好物をお弁当箱にせっせと詰めているお父さんの姿を想像すると、とっても温かい気持ちになり、ちょっと涙ぐんだりしました。

食べることが大好きで、お弁当を毎日楽しみにしていたたらちゃんさんは、お昼の時間にお弁当箱を開けて初めて中身を知るのもひとつの楽しみにしていたそうです。「お弁当を開けたら、お昼もこれ(大好物)が食べれるんだー!幸せー!!って実際は大喜びでした」と、お父さまが聞いたらそれこそ大喜びだったろうなと思いました。でも、ちょっと恥ずかしくてその時はあまりストレートに気持ちを伝えられなかった、とたらちゃんさん。

2024年は今まで取り組めなかったことをやっていこう!と心に決めていて、それでくらしえほんキャンペーンに応募してくださったそうです。とても素敵なきっかけにくらしえほんを選んでくれてありがとうございました!

イラストレーター 武者小路晶子 さん
お話を読んで、お母さんのエプロンをつけてお弁当作りに奮闘しているお父さんがパッと浮かびました。
お父さんは元ラガーマンということですので、きっとお母さんのエプロンはとても小さく見えるだろうなあ……、などと想像しながら楽しく描きました。

お母さんが入院されて、ご家族皆さん心配で寂しいお気持ちだったと思いますが、そんななかでの”大好物の餃子ぎゅうぎゅう弁当”は、「わたし」の気持ちをふわっと明るくしてくれたと思います。
美味しそうな餃子の描き方を研究していると餃子が食べたくなり、制作期間中に餃子をいただいたことは言うまでもありません。

優しい気持ちと美味しかった思い出が蘇る一冊になれば嬉しいです。
やさしさへのプレゼント
原作者 ぶんしろう さん
これはぶんしろうさんが小学校2年生、妹さんが幼稚園の年中さんの頃の思い出。
8月の暑い土曜日の午後。ピアノのレッスンの後に、なかなかお迎えに現れないお父さん。
なんとか帰ろうと2人で家のほうへ歩き始めたんだそうです。
だんだん不安になる妹さんのために、帰り道沿いにポツンとある自動販売機で炭酸のジュースを買ってあげたというぶんしろうさん。

「妹の前だから、なんとかしっかりしなきゃと気を張って頑張っていたんだと思います。今振り返ると、小学2年生がよくこんなこと出来たなぁー」と優しい口調で語ってくださるぶんしろうさん。

がま口の財布に唯一はいっていた100円で妹さんにジュースを買ってあげた優しいぶんしろうさん。そんなぶんしろうさんの優しさに素敵なプレゼントが訪れる、というとっても心がほっこりする出来事で、私たち事務局も、頑張ったお姉ちゃんへのご褒美だったのかもしれないな、と幸せな気持ちになりました。

ご家族も皆さんこの出来事は覚えていたそうで、このエピソードが絵本になることを喜んでくださっているとのこと。ご家族の大切な思い出を絵本にしてお届けできるのが今から楽しみです。

イラストレーター 宮下和 さん
お姉さんが妹を元気づけるためにジュースを買ってあげる場面では、その優しさと思いやりに心を打たれました。
誰かを想ってする行為のあたたかさ・尊さを色々な方に感じてほしいと思い、どの世代の方が読んでも共感できる、親しみやすい絵づくりを心がけました。
姉妹の絆を感じる素敵な物語にイラストを添えさせていただき、とても光栄です。
幸せな時間をありがとうございました。
2024年7月に完成した絵本を受賞者の方々へ贈呈式を行いました。
今年も、受賞者様の元へ直接お届けし、完成された絵本を贈呈しました。
いっとうしょう(いちごドーナツ さん)
制作日記もしっかり見てくださっていたといういちごドーナツさん。
気に入ってくださるかな、と緊張しながら絵本をお渡しすると、静かにじっと絵本をしばらく見つめていらっしゃいました。1度目はご自身で絵本をかみしめるように、2度目は「イラストがとてもかわいいです」「色使いが素敵ですね」とイラストについて嬉しいコメントをくださいました。3度目は「この背景にある棚、うちのにそっくりです」「運動会のお知らせのときは、たしかにこんな顔していたと思います(笑)」と当時の心境も思い出しながらいろいろなお話してくれました。4度目、5度目・・と本当に何度も何度も絵本を大事そうにご覧になっていて、そのたびに絵本への新たな気づきを教えてくださり、我々スタッフを幸せな気持ちにしてくれたいちごドーナツさんでした。
あいにくの雨の中の贈呈式でしたが、心から喜んでくださったいちごドーナツさんの姿が心にも目にも焼き付いていて、雨を吹き飛ばすような晴れやかな気持ちで帰路についた事務局一同でした。

おとうさんのおべんとう(たらちゃん さん)
制作日記の公開からこまめにチェックしてくださり、絵本の完成を心待ちにしてくださっていたというたらちゃんさん。「手が震えちゃいます」と照れくさそうに笑いながら、出来あがったばかりの絵本を1ページずつ丁寧にめくり、じっくりと読み進める姿がとても印象的でした。大切なエピソードがちゃんとかたちにできているか、毎回緊張でいっぱいの贈呈式…。お父さまのイラストが実物に似てるんですと言ってとても嬉しそうな笑顔に、事務局一同ほっと胸をなで下ろしました。
絵本を見せるために帰省する日をすでに決めているそうですが、今回の受賞はご家族にはちゃんとは伝えてはいないとのこと。「その日は絶対、餃子ですね!」と話しながら、これから起こるサプライズと、ご家族で絵本を見ながら当時を思い出している温かい光景を思い浮かべずにはいられませんでした。
高校生だった当時はきちんと「ありがとう」を言えなかったとおっしゃっていたたらちゃんさん。この絵本が当時の気持ちを伝えるきっかけになれたら嬉しいなと思いながら、あらためて大切なエピソードをお聞かせいただいたことに感謝して、とても胸が熱くなった贈呈式でした。

やさしさのプレゼント(ぶんしろう さん)
今回の贈呈式は、ぶんしろうさんのご自宅で。おかあさまと息子さんが一緒にお迎えしてくださいました。
「授賞式で初めてどんなイラストでどんな絵本になったかを見てみたいとおもって、制作過程をウェブサイトでは一切見ないようにしていたんです!」とお話してくださったぶんしろうさん。そんなに楽しみにしてくださっていて本当に嬉しかったです!
絵本を手にすると「実物は大きいんですねー!」「わぁ、この布張りが素敵です」「この100円の表現の仕方がかわいいですね」など、絵本を手に取って、1ページ1ページじっくりと見てくれていました。妹さんのイラストが、当時の妹さんに似ていることにも驚かれていました。素敵な偶然でした。妹さんたちにも絵本をお渡ししてくださるそうで、どんな反応をしてくれますかね〜と事務局一同リアクションを想像しながらのたのしい時間を過ごしました。
なんとぶんしろうさんはイラストを描くお仕事もされているそうで、いくつか作品を見せていただきました。「かわいい〜!」とスタッフ一同大盛り上がりな贈呈式となりました。